あっという間の異動
初めての配属先で僕は一生懸命働きました。
僕は人の何倍も働いて、周りよりも生産性高く働くことに
生きがいを感じるタイプでした。と同時に生産性の高い人物が
世すると本気で思っていました。
本来はそうあるべきなんでしょうが、サラリーマンの世界では、もっと
別な要素を求められると分かったのはもっと後です。
当時は職場のメンバーとは何とかコミュニケーションをとることができましたが、
係長とのそりがどうしても合いませんでした。だんだん係長から陰湿な
いじめを受けるようになっていました。
当時はパワハラなんて言葉もなく、暴言の嵐でした。今考えても
本当につらい時代でしたね。 撃たれ強いほうですが、結構へこんでました。
そんな上司との軋轢もあり、せっかくの出世コースもたったの1年で終了と
なります。入社2年目からは、人事異動で隣のハンドバック売り場に
異動になりました。
地獄のハンドバック売り場
その売り場は出世コースである靴売り場の横にあり、売り場面積も半分の
売り場でした。そこに配属された僕は、売り場の先輩たちよりひどい仕打ちを
受けることになります。
当時靴売り場は、お店も投資をどんどん行い、また売り場の生産性が上がるように
沢山の支援をもらえる売り場でした。 そんな恵まれる売り場があるということは、
裏を返せば何もお店から支援をもらえない売り場もあるのです。
それがハンドバック売り場でした。
そんな売り場で働く社員は、必然的に靴売り場をねたむようになります。
特に隣にあったハンドバック売り場は、妬みの塊でした。
当然靴売り場から来た新人などは、いじめにはもってこいの存在でした。
僕はこの売り場でとことんいじめつくされるのです、、、
続く。