2 新入社員研修~配属決定!。

百貨店に入社した当初は1ヵ月缶詰の研修でした。

特に百貨店でしたので、マナーやルールには厳しかったと思います。トーン&マナーとでも言いましょうか。 百貨店に努めている=一歩接客で高い知識を持つ人! みたいな使命感を持たされます。

のしの書き方、包装のやり方などみっちり教えられました。また2回ほど現場での研修もあり、実戦で学ぶこともありました。

その時は売り場の先輩についていき、その日の仕事を請け負います。まっ 今思えば雑用ですね。どこの馬の骨ともわからない新入社員は、めんどくさい存在だったと思います。 ちなみに僕はワゴンの前で立って、1日中販売をさせられていました。立ち仕事に慣れていなかったので、とても疲れました。 先輩たちは結構めんどくさがり屋が多く、販売などやりたがりません。 販売業務は皆がやりたがらない仕事でしたね。

そして研修中に様々な部門から、どこの部門がどんな仕事をしているかの説明が始まります。これが結構きつい。1コマ1時間で、様々な部門の人たちが代わる代わるやってきて、ちんぷんかんぷんな説明をしていくんです。はっきり言って覚えられない。 ちなみに営業管理、情報管理、顧客政策、MD戦略室、労働組合etc,,,,,

結構いやだったのが先輩たちとのグループミーティング。名前も知らない先輩たちがたくさんやってきて、囲まれます。そして新入社員である僕たちが様々な質問をしていくといった感じです。僕のテーブルは結構はずれ。来た先輩が盛り上げ下手で、えらく気を使ったのを覚えています。

盛り上がれば楽しいかも?

そのほかつまらなかった事と言えば、労務規則の説明、人事制度、給与の説明など恐ろしく長く説明を受けますが、まったく頭に入らない! まー どこの会社の研修もこんなもんだったのかもしれません。

研修中は残業は無く、6時には帰れるという公務員のような生活。新入社員の同期は僕は15人ほどいました。狭い教室で缶詰ですから、必然的に仲よくなって、夜は飲みに行くこともありました。 みんな様々な夢を持って入ってきていますから(僕の動機は不順でしたけどねwww) みんなの気になることは一つ。自分がどの部署に配属されるか?です。

人事部はこの研修で、新入社員の適性をじっくり観察します。そのあと書く部署に振り分けていくわけです。 最後のほうで各新入社員に対してヒアリングもありましたが、参考にしたかどうかは不明です。

人気の部署は、婦人服が人気でした。その次は婦人雑貨です。当時はファッション部門おしゃれでかっこいいというイメージがありましたので、新入社員の中でも人気は高かったです。 逆に人気がなかったのが食品。担当者が仕事上よく食べますので、結構太っている人が多かったんです。食品の先輩もかっこ悪い人が多く、人気がなかったと思います。 

そして運命の配属決定の日、、、、

自分たちの後ろには各部門の部長が待ち構えています。それぞれの配属が辞令で出されます。 僕は婦人雑貨の婦人靴での担当でした。 聞いたときははっきり言ってビミョーな感じでした。おしゃれなところかどうかもわからない(^_^;)

そうして入社して1か月後僕は売り場に配属となったのでした、、、

つづく